午前中は会場内でしっかりと勉強、午後からは屋外で社会勉強・・・ [学会]

9:00 ゆっくりと朝のsessionに参加する(・・・やはり寝坊した訳だ)。Minimarry invasive surgeryやnew technologyのtopicに参加する。自分の演題もoralならばこのグループに入ったハズなのだが残念・・・。中でも、鎖骨のMIPOをintramedurray nailで整復した後に行う方法を発表していたのはシンガポールの女医さんだった。内容は良かったのだが、聴衆からの質問にうまく答えられずに、上司に助け舟を出されていた。というより、上司らしき者がしゃしゃり出て喋ってしまっている感じだ。ああいうのは発表者の立場もなくなるし、どういうもんだろうか・・?他は、橈骨遠位端骨折に対する背側のMIPO(そもそも適応が少ないし・・・)、尺骨遠位端骨折に対するMIPO(今更・・・)、香港とUKでの鎖骨のORIFとK-wire固定の比較検討(これも今更・・・)などなど。。。あまり、琴線に触れてはこないのであった。
10:30 休憩時間になった。今回のポスターはいわゆる「貼りっぱなし」ではあるが、自分のブースで真剣に見ている人、デジカメで写真におさめている人、などには積極的に声をかけてdiscussionすることにした。自分のは橈骨 のMIPOの発表だったのだが、in printがあればなお良かったかも知れない。何となく物足りない気がするのであった。他には、記念撮影用のブースで写真を撮ったりしていた(その際、Chinaの集団に俺も俺も!と写真を撮ってくれと、デジカメ5個分も頼まれる始末・・・、その代わり自分も撮ってもらったから良しとする)。
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11:00 特に約束していた訳でもないのだが、場の雰囲気でTK大の先生たちと市内へ繰り出すこととなる。私を含め4人での行動だ。みな早々と軽装に着替えてきて準備万端であった。九龍でランチをして、一気にShenzhenまで行く計画となった。みな好奇心旺盛で活動力のある人たちなのだ。ホテルから15分くらいかけてMTRの駅まで歩く。外は汗がにじむくらい暑い。週末とあってDisneylandに向かう家族連れ・カップルなどで大いに賑わっていた。さすがにおっさん4人集団でこのメルヘンの世界に入っていくのは・・・。とは言え、時間があれば今晩見学に行っても良いかなとは思っていたりする。
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12:30 MTRを乗り継いで、九龍の繁華街旺角(MongKok)のとあるレストランにやってきた。ガイドブックにも載っている人気店だけあって、かなりの人出である。飲茶形式のいわゆる典型的な中華式レストランである。前回の訪問で食傷気味となっていたハズなのだが、また来てしまった。すると同じレストラン内にKZ大グループの先生方と(AOの重鎮IM先生もいた)ばったり遭遇する。6-7人のグループだったが、かなり料理を頼み過ぎたらしく、食べきれないので「どうですか?」とわざわざ我々のテーブルまで運んで来てくれた。有難く頂いた訳であるが、こちらも頼み過ぎてしまい、結局みんな満腹となってしまうのであった。「もう夜は抜いてもいいね」なんて話していたのだが、、、
14:30 最寄り駅まで歩いた後、中国本土であるShenzhenに到着した。週末なので案の定かなり混雑している。Immigration(出国・入国)通過などで小一時間はかかってしまったのではないか?他のメンバーはまあ良い経験だとあまり気にしていなかったよう。
15:00 中国元を持ち合わせていないこともあり、バスやタクシーを使わず、歩くことにした。距離にして1km程度の道のりを汗をにじませ、キョロキョロしながらひたすら歩く。帰りに足ツボマッサージでも行くか!などと話しながら・・・。そうこうして、いわゆる繁華街の東門市場の近辺に到着した。若者が多く渋谷のような雰囲気ではあるが、何かが違う。店や建物が密集しているせいか?ゴミゴミ感は否めない。行き交う人々、自転車などを見てみると、中国の経済特区であるとは言え、香港とは趣を異にする印象だ。また、若い女性は薄化粧で生足(ショートパンツというのか?)が一般的なファッション。基本的に暑い東南アジアでは一般的なスタイルと言える。
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16:00 疲れたのと、のどが渇いたこともあり、休憩することにした。香港ドルが使えるカフェを探した。それぞれがオーダーする。中国元と香港ドルのレートは、単純に「15:20」ということらしい(実際はもっとレートは良いと思う)。良く分からないが、4人分で日本円で500円くらいで済んだ計算である(まあ安いっちゃ安い)。また、ここの店の従業員の若い女の子たちは、みな英語を理解できない。筆談を交えてコミュニケーションするほかなかった。このあたりも香港との違いであろうか?
17:00 駅近くのデパートに戻って来た。呼び子が何人も寄ってきては、「ニセモノ・時計・カバン」とか言って寄ってくる。ウザい感じである。とは言うものの商売根性があるのは逞しいと言える。このデパートは1階~5階まであり、5階は主にテーラーも入った洋服関係、その他の階はだいたい似たようなラインナップとなっている。ある店では、ROLEX時計が550元から始まり、200元まで下がった。おそらく100元はいけるのだろう。しかし、あまり買う気もなかったので無視した。セットで買えば更に値を下げることもできる。店の子と交渉を楽しみながら過ごしたりする(買う気もないのだから迷惑な話だ・・・)。結局、一行は何も買わずに雰囲気を味わうだけで引き揚げたのだった。
18:40 MTRで一気に南下して九龍島の南端のHungHomまでやってきた。この駅からTsimShaTsuiまで海沿いを歩く計画である。夕暮れから薄暗くなりかけの絶好のハーバービュータイムである。途中、釣り客が糸を垂らして何やら釣っている。小アジのような魚を何匹も釣りあげていたが名前は分らずしまい(泥鰪?とか書いてくれたのだが・・・)。南蛮漬けかフライなどにしたら美味しそうであった。ここの海沿いはプロムナードのようになっていて、ジョギングを楽しむ人、デートコースとしてゆっくり海を眺めるカップルなどで賑わっている。我々は足早に夜景を眺めつつ、写真を撮りつつ通り過ぎていく。途中、有名なブルースリーの銅像やスターの手形などをみる。またまたここで知り合いに出会った(NI大の集団だった。会場では殆どみかけなかったけど・・・)。
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20:00 ぐるっと歩いて(2.5kmくらい?)、油麻街のtemple streetまで到着。夜の露店を眺めながら、夕食にすることとなる(昼にあれだけ食べたのだが、歩き回ったおかげで小腹は空いているのだから健康的だ)。大衆的出店でビールを飲みながら、oyster pancake(この店のは脂っこかった)、シャコみたいな甲殻類、ハマグリやアサリ、チンゲン菜みたいな野菜(これらはたいがいガーリックテイストであった)など・・・、ビールは4種類くらいを2-3本ずつ頼んでいたので結構飲んだかも知れない。このために良く歩いたのだ!とか言いながら一行は盛り上がっていたのであった。
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22:00 ほろ酔いで尿意を我慢しながら、油麻街からMTRを乗り継いで、Disneyland Hotelまでたどり着いた。観光客も殆どいない時間帯で閑散としていた。謝謝光臨というゲートの文字が祭りの後の静けさを現わしているようだ(ツワモノどもが夢のあと・・・)。今日は学会場にいる時間は少なかったが、このグループと行動をともにしたことは色々な意味で大きな刺激となった。暫く、香港に来ることはないかも知れないが、またまたその良さを再認識した旅であった。
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